上海で開催されているモバイル見本市MWC2021で、TCL CSOT社が新しいMini-LEDパネルを発表しました。このディスプレイは13.3インチのタブレットディスプレイとなっており、ミニLEDが搭載されています。ローカルディミング等を用い、超高コントラスト、100%NTSC超高色域、HDR1000、超薄型ボディを実現したと発表されています。 (TCL CSOT, 2021) CES2021では韓国勢もミニLEDバックライティングと量子技術を用いたテレビを発表したことにより、ミニLEDを用いた製品がトレンドになっていくことが考えられます。ミニLEDは、かつてマイクロLEDに至るまでの一時的な移行形態と見なされていましたが、マイクロLEDが本格的に市場に参入していくにはまだ時間がかかるため、まずミニLEDで経済規模を生み出そうとする流れが従来からありました。ただミニLEDの市場からの評価が高く、LCD、OLEDと並ぶ一つのディスプレイ技術として、再認識されている状況です。 References TCL CSOT/LED网. (2021). Retrieved from https://www.shangyexinzhi.com/article/3340227.html
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10月 2024
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