先月ビッグサイトで行われた「Automotive World 2020」はどちらかと言うと海外のスタートアップ企業が多く出展していた印象だ。その中の有力な1社の方と話をしたが、自動運転は複数の種類のセンサーを組み合わせ、冗長性を持たせることと、米国では実証試験がかなり進んでおり、自動運転が確実な未来としてきていると話をしていた。 一方で2018年3月に起きたUber社の事故はいまだにこの自動運転というスキームが抱えている問題点を浮き彫りにしている。先日発表したスライドの一部を下記にご紹介する。 この事故の背景はシンプルではない。アクシデントとはそういうものだが、ポイントはコストを下げるためにセンサーの数を減らしていたことと、「検知はできたがそれがなんであるか判断ができなかった」というAIが孕む危うさも示唆されている。誤解を恐れず言うとAIのからくりとはアルゴリズムであり、統計データから導き出す、「確からしさ」である。それが「確からしさ」であるため、AIの領域に「確実」は存在しない。自動運転の成立には常にこの問題がつきまとう。
マイクロLEDの製造において検査の重要性が高まっているのは言うまでもない。2019年の8月に米国マイクロLEDスタートアップ企業のRohinni社がこの検査の領域でCyberOptics社製のSQ3000を採用すると公に報道がなされた。SQ3000は、マルチ反射抑制(Multi-Reflection Suppression)技術を採用し、自動光学検査(AOI)、はんだペースト検査(SPI)、及び三次元測定(CMM)のアプリケーションを兼ね備えたオールインワンのソリューションとなっている。
この装置は(株)リッチモアインターナショナルが代理店として日本国内で販売をすでに開始している。(株)リッチモアインターナショナルは欧米の装置輸入における東京都港区にある専門商社。 |
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9月 2024
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