次世代電池WGプロジェクトについて
市場環境は目まぐるしく変わっており、研究開発によって、新しい技術を生み出したとしてもそれだけでは新事業を成功させることが難しくなってきています。また優れた材料技術が製品開発成功のキーになりますが、現代の製品開発の現場は分業化が進み、個々の要素技術では優れている一方、それらをつなぎ合わせて製品化していくプロセスが非効率的になり、製品開発の妨げになることもあります。
自社の持つ技術に市場価値を与えるためには、各地に散らばっている人、知を集結させ、連携させることが求められます。本ワーキンググループプロジェクトは、日本産業における最後の砦とも言われる材料技術をグローバル市場に通用する製品に繋げるために、どうすれば良いかのヒントを提供することを目的としています。現在の活性化された電池市場のコアとなる研究開発分野において第一線で活躍された専門家を講師に迎え、グローバルの研究開発のリアルをお伝えするとともに、沖為工作室も市場トレンド、マーケティング面でフォローを行います。
自社の持つ技術に市場価値を与えるためには、各地に散らばっている人、知を集結させ、連携させることが求められます。本ワーキンググループプロジェクトは、日本産業における最後の砦とも言われる材料技術をグローバル市場に通用する製品に繋げるために、どうすれば良いかのヒントを提供することを目的としています。現在の活性化された電池市場のコアとなる研究開発分野において第一線で活躍された専門家を講師に迎え、グローバルの研究開発のリアルをお伝えするとともに、沖為工作室も市場トレンド、マーケティング面でフォローを行います。
【内容】
【講師】
KE-TEC 工学博士・技術士 (応用理学部門) 川上 総一郎氏
【講師学位】
1979年3月:埼玉大学理工学部応用化学科を卒業。
1981年3月:東京工業大学大学院総合理工学研究科化学環境工学専攻 修士課程を修了。
2014年9月:首都大学東京大学院都市環境科学研究科分子応用化学域 博士課程を修了。工学博士の学位を取得。
【講師経歴】
1981年~1984年: 昭和電工 (株) で導電性高分子ポリアセチレンを用いた二次電池の研究開発に従事。
1984年~2011年 :キヤノン (株)で非晶質シリコンラインセンサー、非晶質シリコン太陽電池の開発に従事した後、次世代のリチウムイオン二次電池
の研究開発に従事。その後、電子写真材料の研究開発に従事。
2011年~2014年: サムスン精密化学(株)で顧問として次世代リチウムイオン二次電池の負極材料の研究開発に従事。
2015年~2016年:(株)KRIで技術参与としてリチウムイオン電池用シリコン高用量負極材の研究開発並びに電池材料技術の調査に従事。
2016年~2018年:(株)現代自動車日本技術研究所でシニアリサーチャーとしてリチウムイオン電池用電池部材の研究開発並びに調査に従事。
2018年: KE-TEC設立。
2018年~2019年: 中国の会社のTOMIの拓米(成都)応用技術研究院有限公司にて研究組長としてシリコン合金負極材料の研究開発に従事。
2019年~2021年 :恒大新能源日本研究院(恒大グループ)にて副総監としてシリコン合金負極の研究開発に従事。
2021年~2022年 :Enpowr Japanにて顧問として次世代リチウム二次電池の調査および研究開発に従事。その他、現在に至るまで主に技術コンサル
ティングを行う。
【取得しているリチウム二次電池関連特許・技術について】
昭和電工在職中に、当時の京都大学の工業化学教室の竹原助教授、後のノーベル賞受賞者のペンシルバニア大学のアラン・マクダミッド教授、アラン・ヒーガー教授との共同研究を行い、現在でいうリチウムイオン電池において、導電性高分子のポリアセチレンを電極に用いた電池の研究開発を行う。キヤノン㈱在職中に、短絡を防止する負極と正極の積層構造の特許、現在主流となっているセラミック層を被覆したセパレーターの元となる特許、SONYが製品化した非晶質スズ合金負極の電池Nexelionに関わる一連の特許を取得。KE-TECとしては、シリコン系負極材並びに正極材の表面コーティングの特許、導電性高分子応用特許、シリコン合金複合体負極材料特許を取得。リチウム金属負極、シリコン系負極材料並びに負極、正極材料のコーティング、などを中心にした、電池材料を高性能化するための技術に知見を持つ。各種材料、特にリチウムイオン電池材料に関して、広く研究開発を手掛け、材料とデバイスにおける知的財産の構築、特により広い範囲の権利を取得することを目的に特許出願と取得を目指して来たので、材料技術とそれを用いたデバイスの範囲で、権利範囲が広く誰もが使用せざるを得ない特許取得技術を所持。また、知的財産訴訟を最高裁への上告まで手掛けた経験を有し、知的財産訴訟を有利に行うためにどのようにすればよいかという知見も有する。
【キーワード】
イノベーション 、次世代電池、材料技術、サスティナビリティ
【対象企業様】
次世代電池開発を目的とし、主に下記領域の材料メーカー様を対象とさせて頂いております。
背景としてEVとその動力源となるリチウムイオン電池、またそれを支えるリチウムイオン電池材料は今後、長期に渡って市場拡大がされることが見込まれる中、電池市場は中国プレイヤー、韓国プレイヤーが主流であり、日本の材料メーカーのプレゼンスが低下しているのが現状です。一方、材料メーカーも既存の材料の応用先、あるいは新たな材料技術開発からの参入を模索していますが、その実現可能性について、企業経営者や技術者の方々は知りたいのではないでしょうか?もしくは日本の出願件数が多い全固体電池において、日本プレイヤーは世界市場で活躍できるのだろうか?問題点はないのだろうか?といった問いもあると思います。講師は長年の経験を有しており、リチウムイオン電池の高エネルギー密度化や急速充電などの高性能化の課題に関してや、全固体電池の課題に関しても、フリーディスカッションスタイルでアイディアをお伝えしたり、課題解決の種となる技術紹介をすることも可能です。
【お申込みにあたり】
【その他】
自分たちが持っている技術・能力に対する真の理解を深め、それらを部門や企業の垣根を乗り越えて、連携させ、具体的な実行スキームまで導くことを目的としたワーキンググループプロジェクトです。また電池材料分野の他、廃プラスチックのリユースに関して、これまでの炭化水素やアルコールを原料にして超臨界条件下でカーボンナノチューブなどのナノカーボンの合成ができることを発見した知見を基に、廃プラスチックをナノカーボン材料に転換する発想についてもご提供可能です。
- 目的に合わせたフリーディスカッションスタイルを取ります。
- 自社(参加企業様)の持つ材料技術やリソースを連携させ、世界に通用する電池を開発することを目的としています。
- 自社(参加企業様)が抱えている技術的な課題やつまずきに対するフォローから実際に上市させるための方策や知的財産に対する戦略等を講師とのフリーディスカッションを通じて、深化・具現化させていくことを目的としたワーキンググループとなります。
- 技術面では電池業界の第一線で長年活躍し、グローバルレベルで電池開発に従事されているKE-TEC の川上 総一郎氏を講師として迎えます。また市場動向を含むマーケティング戦略は沖為工作室もサポートします。
【講師】
KE-TEC 工学博士・技術士 (応用理学部門) 川上 総一郎氏
【講師学位】
1979年3月:埼玉大学理工学部応用化学科を卒業。
1981年3月:東京工業大学大学院総合理工学研究科化学環境工学専攻 修士課程を修了。
2014年9月:首都大学東京大学院都市環境科学研究科分子応用化学域 博士課程を修了。工学博士の学位を取得。
【講師経歴】
1981年~1984年: 昭和電工 (株) で導電性高分子ポリアセチレンを用いた二次電池の研究開発に従事。
1984年~2011年 :キヤノン (株)で非晶質シリコンラインセンサー、非晶質シリコン太陽電池の開発に従事した後、次世代のリチウムイオン二次電池
の研究開発に従事。その後、電子写真材料の研究開発に従事。
2011年~2014年: サムスン精密化学(株)で顧問として次世代リチウムイオン二次電池の負極材料の研究開発に従事。
2015年~2016年:(株)KRIで技術参与としてリチウムイオン電池用シリコン高用量負極材の研究開発並びに電池材料技術の調査に従事。
2016年~2018年:(株)現代自動車日本技術研究所でシニアリサーチャーとしてリチウムイオン電池用電池部材の研究開発並びに調査に従事。
2018年: KE-TEC設立。
2018年~2019年: 中国の会社のTOMIの拓米(成都)応用技術研究院有限公司にて研究組長としてシリコン合金負極材料の研究開発に従事。
2019年~2021年 :恒大新能源日本研究院(恒大グループ)にて副総監としてシリコン合金負極の研究開発に従事。
2021年~2022年 :Enpowr Japanにて顧問として次世代リチウム二次電池の調査および研究開発に従事。その他、現在に至るまで主に技術コンサル
ティングを行う。
【取得しているリチウム二次電池関連特許・技術について】
昭和電工在職中に、当時の京都大学の工業化学教室の竹原助教授、後のノーベル賞受賞者のペンシルバニア大学のアラン・マクダミッド教授、アラン・ヒーガー教授との共同研究を行い、現在でいうリチウムイオン電池において、導電性高分子のポリアセチレンを電極に用いた電池の研究開発を行う。キヤノン㈱在職中に、短絡を防止する負極と正極の積層構造の特許、現在主流となっているセラミック層を被覆したセパレーターの元となる特許、SONYが製品化した非晶質スズ合金負極の電池Nexelionに関わる一連の特許を取得。KE-TECとしては、シリコン系負極材並びに正極材の表面コーティングの特許、導電性高分子応用特許、シリコン合金複合体負極材料特許を取得。リチウム金属負極、シリコン系負極材料並びに負極、正極材料のコーティング、などを中心にした、電池材料を高性能化するための技術に知見を持つ。各種材料、特にリチウムイオン電池材料に関して、広く研究開発を手掛け、材料とデバイスにおける知的財産の構築、特により広い範囲の権利を取得することを目的に特許出願と取得を目指して来たので、材料技術とそれを用いたデバイスの範囲で、権利範囲が広く誰もが使用せざるを得ない特許取得技術を所持。また、知的財産訴訟を最高裁への上告まで手掛けた経験を有し、知的財産訴訟を有利に行うためにどのようにすればよいかという知見も有する。
【キーワード】
イノベーション 、次世代電池、材料技術、サスティナビリティ
【対象企業様】
次世代電池開発を目的とし、主に下記領域の材料メーカー様を対象とさせて頂いております。
- 金属/合金粉メーカー
- 磁性粉メーカー
- 樹脂メーカー
- カーボンメーカ―
- セラミック粉メーカー
- 総合化学メーカー
背景としてEVとその動力源となるリチウムイオン電池、またそれを支えるリチウムイオン電池材料は今後、長期に渡って市場拡大がされることが見込まれる中、電池市場は中国プレイヤー、韓国プレイヤーが主流であり、日本の材料メーカーのプレゼンスが低下しているのが現状です。一方、材料メーカーも既存の材料の応用先、あるいは新たな材料技術開発からの参入を模索していますが、その実現可能性について、企業経営者や技術者の方々は知りたいのではないでしょうか?もしくは日本の出願件数が多い全固体電池において、日本プレイヤーは世界市場で活躍できるのだろうか?問題点はないのだろうか?といった問いもあると思います。講師は長年の経験を有しており、リチウムイオン電池の高エネルギー密度化や急速充電などの高性能化の課題に関してや、全固体電池の課題に関しても、フリーディスカッションスタイルでアイディアをお伝えしたり、課題解決の種となる技術紹介をすることも可能です。
【お申込みにあたり】
- ワーキンググループプロジェクトは有料となり、原則、1回のみのフリーディスカッションスタイルです。同一企業もしくは同一組織の複数名様のご参加を想定しております。価格等詳細はお問合せ下さい。
- 1回のフリーディスカッションの後、もっと踏み込んで議論をしたい、講師の所持している技術に関してもっと知りたい、市場調査をお願いしたいというご要望があった場合は、別途コンサルティングサービスのご提案をいたします。
【その他】
自分たちが持っている技術・能力に対する真の理解を深め、それらを部門や企業の垣根を乗り越えて、連携させ、具体的な実行スキームまで導くことを目的としたワーキンググループプロジェクトです。また電池材料分野の他、廃プラスチックのリユースに関して、これまでの炭化水素やアルコールを原料にして超臨界条件下でカーボンナノチューブなどのナノカーボンの合成ができることを発見した知見を基に、廃プラスチックをナノカーボン材料に転換する発想についてもご提供可能です。
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