近年中国のNEV市場は再び力強い成長の勢いを見せています。2020年のNEVの売上台数は約136万台に達し、年間を通しても前年度比で10%以上のプラスの成長となりました。この成長傾向は2021年に入ってもさらに加速しており、2021年1月から7月までの中国の累計NEV販売台数はすでに147万台に達しており、2020年のNEVの総売り上げ台数を超えています。こうした数値だけ見れば中国はNEV市場始まって以来のブームが訪れていると言えます。 特に上汽通用五菱汽車は、小型EV「宏光MINI」が大ヒットしており、2021年1月-6月の販売台数は157,939台であり快走しています。 中国乘联会の情報を元に沖為工作室が編集作成 近年カーボンニュートラルがグローバルトレンドであり、中国も2020年9月の国連総会において2030年までにCO2排出量をピークアウトさせ、「2060年まで」にカーボンニュートラルを実現する目標を表明しています。特に同国ではNEV産業は情報技術と製造業の統合としても捉えられており、スマートシティプロジェクトともリンクさせ、新たなデジタル産業の創出が期待されます。 現在上記内容を含めた原稿を書いており、雑誌へ掲載される予定です。詳細はまた別途ご報告いたします。 References 中国乘联会. (2021). 1-6月新能源销量排行榜
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8月 2024
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