弊社沖為工作室合同会社は2022年3月25日、新社会システム総合研究所主催セミナー「競争が激化するマイクロLED/ミニLED」で講演を行いました。ミニLEDバックライトはモニターやノートブック、テレビ等で採用が始まっていましたが、2021年にAppleがタブレット等に採用したことにより、ディスプレイ技術のコア要素として、業界でも迎え入れられました。ミニLEDを使うメリットの一つとしてローカルディミングでの高コントラスト効果があげられ、それぞれの区画に映し出す映像の明るさ要求に合わせてバックライトの明るさを調整できるため、高度なエネルギーマネジメントが可能となり、例えばEVの車載ディスプレイとしての展開も始まっています。 一方、ピクセルが密集することによるクロストークや発熱リスクの懸念もあり、チップ形状の改良や光学フィルムとの組み合わせ等で改善をしていく努力が続けられています。またハイエンド製品を中心にQD技術の導入が進んでいますが、カドミフリーによる発光効率の低下やその対策に起因するコスト高等が課題としてあり、業界では多様なソリューションが想定されています。またマイクロLEDではPlayNitride社の上場や、Samsung社の新型テレビの発表情報など、業界を活気付かせる動向も注目を集めております。 講演では多くの方にご聴講賜り、深く御礼申し上げます。
【沖為工作室合同会社について】 「人々が働き、生活するためのフェアな場所を作る」という、ミッションのために2020年に設立された会社です。国内だけでなく、米国メディアにも取り上げられ、グローバルに活動を展開しています。沖為工作室合同会社では、利用可能なすべてのネットワークを利用し、エマージングテクノロジーの領域において、迅速かつ信頼性の高い、最適な市場情報をご提供することに精進していきます。 英語表記ではChong Wei Gong Zuo Shi, LLCとなります。沖は中国語ではChongと発音し、突き進むという意味があります。困難にも恐れず突き進む者に為(Wei)るという意味と工作室(Gong Zuo Shi)は中国語でジブリスタジオなどのスタジオを意味し、市場のエンターテイナーになりたいという思いで会社名がつけられています。 コメントの受け付けは終了しました。
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9月 2024
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