S&T出版(株)主催で「燃料電池・EV商用車とインフラの最新動向【Webセミナー】」と題したセミナーで2022年8月26日に講演することが決まりましたのでご案内申し上げます。 燃料電池は水素を用いることで、排出ガスを出さずに乗用車やトラック・バスの動力源とすることができます。特に自動車産業は電動化が進み始めているものの、現状のリチウムイオン電池のエネルギー密度では長距離の連続走行が難しいと考えられています。この点において、燃料電池はエネルギー密度がリチウムイオン電池と比較しても高く、十分な航続距離を確保でき、また水素自体の軽量性により、車両の積載重量面でもメリットがあります。 一方でEV商用車市場でもグローバルレベルでバスなどの電動化が進んでおり、各国で入札案件も増えています。例えば市街地における路線バスや配送用トラックなどは、長距離・連続走行も必要がなく、充電設備もフリート会社(商用車を営利目的で保有し、運用している会社)が自社で用意しており、水素製造コストがまだ高い燃料電池車と比べてメリットがあると考えられています。 本セミナーでは燃料電池・EVの商用車とインフラの最新動向について、様々な視点から紐解いていく予定です。 詳細は☟の主催者殿サイトをご覧ください。 https://stbook-s.com/seminar/st220826 【プログラム】
1.燃料電池・EV商用車市場動向 (1)世界的な脱炭素車両に対する需要の高まり (2)燃料電池商用車、EV商用車の現状および将来台数予測 (3)燃料電池・EVの商用車を巡るインフラ導入現況とロードマップ (4)Software-Defined Vehicleと電動化 2.技術概観 (1)各動力源技術概観および比較 ・燃料電池 ・EVバッテリー ・ハイブリット (2)燃料電池商用車向けインフラと水素技術 (3)EV商用車向けインフラと充電技術 (4)IoT & センサー技術 3.トラック・トレーラー (1)トラック・トレーラーにおける燃料電池・EV商用車市場サマリー (2)ボトルネック分析 (3)主要企業動向 ・Daimler Truck ・Volvo ・Teslaなど (4)産業チェーン分析 4.特殊車両(冷蔵車、物流車両など) (1)特殊車両における燃料電池・EV商用車市場サマリー (2)ボトルネック分析 (3)主要企業動向 ・Toyota ・Nissan ・福田汽車など (4)産業チェーン分析 5.バス (1)バスにおける燃料電池・EV商用車市場サマリー (2)ボトルネック分析 (3)主要企業動向 ・BYD ・Man ・Yutongなど (4)産業チェーン分析 6.まとめ コメントの受け付けは終了しました。
|
Author沖為工作室合同会社 Categories
すべて
Archives
1月 2025
|