Evelo Biosciences社は経口カプセル剤EDP1815のアトピー性皮膚炎を対象としたフェーズ1b臨床試験においてポジティブな結果が示されたことを発表しました。EDP1815はPrevotellahisticolaの菌株を使用しており、アトピー性皮膚炎の他、新型コロナウイルス、乾癬も対象疾患としており、臨床試験が行われています。Prevotellahisticolaは比較的新しい菌株であり、炎症性疾患に効果があるとする結果が研究で示唆されています。 今回の発表は昨年発表された中間報告を補完する内容でEDP1815とプラセボを投与された患者間の56日目の違いを変化率で測定した結果、各々の指標でEDP1815を投与された方がプラセボよりも大きな改善が見られたことが示されています。 (Evelo Biosciences, 2021) References Evelo Biosciences. (2021). Evelo Biosciences Reports New Positive Confirmatory Data from Phase 1b Trial of EDP1815 in Atopic Dermatitis. Retrieved from https://ir.evelobio.com/news-releases/news-release-details/evelo-biosciences-reports-new-positive-confirmatory-data-phase 市場調査分析レポート「マイクロバイオームマーケットトレンド-2021版」絶賛発売中です。マイクロバイオーム市場関連企業の取り組みから技術動向、シーケンシング、食品、スキンケア、農畜水産業等への応用、規制、国別市場規模まで扱っています。キャンペーンは3月31日まで。https://www.chong-wei.com/microbiome_market_trend.html
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9月 2024
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