7/22~7/24に上海で開催されていたDIC EXPO 2020において天马微电子社が7.56インチのマイクロLEDディスプレイを展示しました。透過率60%を超える同透明ディスプレイは、以前よりアライアンスを組んでいるPlayNitride社の技術を採用しており、解像度等も2019年SID等で展示したものと同じで解像度720x480 (114PPI)で、アクティブマトリックスマイクロLEDディスプレイとなっています。 (天马微电子& 中国半导体照明网, 2020) なお天马微电子社は先日、スマートフォン液晶ディスプレイ用にマルチポイント指紋認識技術(TED FingerPrint)を開発したとも報じられています。スクリーンのガラス全体に指紋スキャナーが実装され、タッチ応答、ディスプレイ表示、指紋センシングの機能を同時に実現できるとしています。複数の指紋を同時に検出でき、モジュールの厚みも大幅に薄くすることが可能になったとされています(证券之星, 2020)。 スマートフォン市場全体としては出荷台数が将来的には減っていくとする予測も出ている一方、多機能を小型デバイスに集約したり、フレキシブルにしたりと、ユーザーエクスペリエンスを高める開発が進められています。 (Pramanik, Pal, & Choudhury, 2019) References 天马微电子 & 中国半导体照明网. (2020, July 23). 天马微电子携手錼创推出7.56英寸Micro LED显示屏. Retrieved from http://www.china-led.net/news/202007/23/45616.html 证券之星. (2020, July 21). 深天马A(000050):LCD屏内指纹方案发布 持续引领行业发展. Pramanik, P. K., Pal, S., & Choudhury, P. (2019). Green and Sustainable High-Performance Computing through Smartphone Crowd Computing. Scalable Computing: Practice and Experience, 20(2), 259-284. doi:10.12694/scpe.v20i2.1517 コメントの受け付けは終了しました。
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1月 2025
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