9月22日にテスラ社は待望のBattery Day(バッテリー・デイ)と名付けたイベントを開催し、株主や市場に向けて開発中のバッテリー技術についてプレゼンを行いました。現在、弊社が執筆準備中の書籍でも触れる予定ですが、当イベントのハイライトとしては、電池の構造設計を変更することで、パフォーマンスを向上させることが挙げられます。新しいバッテリーではタブレス構造で46×80mmの寸法となり、トータル航続距離も16%上昇するとしています。 (Tesla, 2020) また従来はウェットプロセスで電解質を塗布していましたが、ドライ方式に置き換えます。負極材についてはシリコンをメインに据える戦略が発表されました。正極材についてはコバルトを他に置き換えつつ、求められる航続距離に応じて配合を変えるコンセプトがマスクCEOから語られています。 References Tesla. (2020). Tesla Battery Day
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Author沖為工作室合同会社 Categories
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10月 2024
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