新型コロナウイルスは消費の在り方を大きく変えました。2020年、テスラ社は中国EV市場で大きな成功を収めましたが、その要因の一つとして同社のビジネスモデルの特徴の一つでもあるデジタルマーケティングがコロナ禍で機能したことが挙げられます。従来ディーラー店舗での販売が主流だった自動車販売に対し、同社はインターネット販売をメインで押し出す戦略を打ち出してきていました。また車両のソフトウェアをワイヤレス通信でアップデートすることで課金するスタイルも皮肉なことに当面は続くと考えられるソーシャルディスタンスとリンクしてきます。 Eコマースの需要増で物流業界では人手不足が深刻になっており、自動化が急務となってきています。実際に消費者へのラストワンマイルの領域ではドローンの採用が進んでいます。こうした流れの中、中国では、KFCが販売に自動運転車の導入を開始したと報じられています。Neolix社が自動運転車を供給していると見られています。なおNeolix社の車両は新型コロナウイルスで道路消毒用途でも利用されています(B&T MAGAZINE, 2020)。 (B&T MAGAZINE, 2020) このKFCの自動運転車は5Gに対応しています。中国5G市場については新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で基地局建設の入札案件が一部延期になった一方で、5G基地局計画は従来の計画を上回ることが想定されています。 なお弊社沖為工作室はR&D支援センター社主催で「中国5Gの最新市場動向【LIVE配信】」と題したセミナーで2020年12月23日に講演する予定になっております。 開催日時 2020年12月23日(水)13:00~16:00 主催 (株)R&D支援センター 問い合わせは☟主催者殿のホームページをご参照下さい。 www.rdsc.co.jp/seminar/201290 References B&T MAGAZINE. (2020, November 23). KFC Debuts Driverless Food Trucks For Socially Distanced Chicken. Retrieved November 26, 2020, from https://www.bandt.com.au/kfc-debuts-driverless-food-trucks-for-socially-distanced-chicken/
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