2021年1月の中国NEV (新エネルギー車)の販売台数は179,000台となり、前年同月比で238.5%増加しました。記録的な販売台数を作った2020年12月ほどの数量はありませんが、1月としては例年にない大きな数量で、CATL社、BYD社、国軒高科社などのバッテリーメーカーは春節の間も生産を続けていた模様です。 (工信部, 2021) またコバルトフリーバッテリー、四元系電池と併せて昨今、リン酸鉄リチウム(LFP)が再注目されています。テスラ社もモデル3でリン酸鉄リチウム(LFP)をを採用しています。三元系と比較しても安全性が高く、コストメリットや耐久性があると考えられています。 またバッテリーのリユース市場ではリン酸鉄リチウム(LFP)を使用したリチウムイオン電池が安全性が高く、電力貯蔵システム用で優先的に使うことがコンセンサスになっています。リユース・リサイクルという観点からも注目されるトレンドです。 なお現在、中国のEVバッテリー市場とリサイクルというテーマで講演のオファーを頂いておりますので、詳細が決まり次第、改めてご報告申し上げます。 References 工信部. (2021). 2021年1月汽车工业经济运行情况
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8月 2024
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