2020年9月29日、山東省萊蕪(らいぶ)で、全省初となるグリッドからのリユースバッテリーを使用した独立型エネルギー貯蔵パワーステーションが建設され、挙行式が行われました。山東省のエネルギー産業構造は従来石炭に偏っていましたが、今後はグリーンエネルギーに注力し、地域環境の改善を図ります。 State Grid (国家电网)は、現地のハイテク企業と協業し、复合谐振脉冲触发稀土纳米碳技術(複合共振パルスをトリガーとする希土類ナノカーボンリカバリー技術)を援用し、回収したリチウムイオン電池のカスケード利用を促進。当技術により、回収した電池の寿命が回復します。 (人民网, 2020) 当エネルギー貯蔵パワーステーションの規模は1.6MW / 3.2 MWhとなり、約600戸の地域住民に対し、1日分の電力の供給ができると考えられています。 リユースバッテリーの使用により、エネルギー貯蔵発電所の建設コストが大幅に削減されるとともに、資源や環境の保護にもつながるメリットがあります。 References 人民网. (2020). 循环利用!国内首个电网退运电池储能站投运
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10月 2024
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