中国では中国航天科技集团が開発した宇宙船である、新一代载人飞船のテスト飛行が5月に行われました。今回の飛行では华润医药社の菌も搭載されており、5月29日に機体から取り出されました。微小重力環境や高エネルギーの粒子が飛びかう環境で菌がどのように変化をするかの分析が行われます。プロバイオティクスを宇宙に送って実験する試みはヤクルト社と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士の腸内環境改善の研究が先行していますが、华润医药社の実験は宇宙という原初の空間で菌の特性改善を誘発する研究がメインと見られています。 (企商网, 2020) 华润医药社は香港に本拠地を置くコングロマリット企業のChina Resourceの子会社となります。同社はプロバイオティクス製品、江中利活益生菌を5月9日に上市しています。当製品はビフィズス菌を含むプロバイオティクスが用いられ、薄膜保護技術によって菌の90%以上が有効に腸管に到着することができるとしています。 (企商网, 2020) References 企商网. (2020, May 30). 新一代载人飞船试验船返回舱开舱 华润江中空间搭载益生菌出舱. Retrieved June 01, 2020, from http://biz.qsbjm.com/xh/2020/0530/1000280170.html コメントの受け付けは終了しました。
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