中国SVOLT社(蜂巢能源)がオンライン発表会でコバルトフリーバッテリーについて発表しています。新たに発表がなされたコバルトフリーバッテリーは、エネルギー密度が245Wh/kgで航続距離が600kmになるものとエネルギー密度が240Wh/kgで航続距離が880kmとなる2つのバッテリーでその内の一つは長城汽車が製造するハイエンドモデルに搭載するとしています。 (蜂巢能源, 2020) テスラ社も自社のEVコストをガソリン車並みにすると語っていますが、SVOLT社のバッテリーも航続距離としては、ガソリン車のレベルになってきます。単結晶とナノコーティング技術を援用しているとされています。 SVOLT社は、江蘇省に本拠地に置く、新興車載バッテリーサプライヤーです。同社は効率的なリサイクルと再利用がなければ、コバルトは2026年頃から供給不足になると見ており、コバルト価格の不安定さはリスクファクターの一つでもありました。 References 蜂巢能源. (2020, May 18). SVOLT Cobalt-free Cell Launch Event コメントの受け付けは終了しました。
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7月 2024
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