サムスン電子社がNAND型フラッシュメモリーの生産能力を拡大する計画を発表しています。京畿道平沢市の「平沢キャンパス」に最先端NAND型フラッシュメモリーの生産ラインを増設するとしています。同社はプレスリリースでNAND型フラッシュメモリーへの追加投資について、人工知能やモノのインターネットおよび5Gの拡大による第4次産業革命の到来に合わせ、中長期的なNAND型フラッシュメモリー需要に対し、中心的な役割を果たすためとしています。在宅勤務やオンライン授業といった新しいデジタルライフスタイルに伴いニーズが増していくと考えられます。 (Samsung, 2020) 台湾トレンドフォース社(DRAMeXchange)によると2020年第一四半期のNAND Flashの市場規模は出荷量自体は前四半期と同等レベルでしたが、平均の販売単価が上がったため、収益ベースで8.3%増の約136億米ドルとなっています。NAND型フラッシュメモリが不足気味とも言われており、価格は高止まり傾向とされています。 トレンドフォース社の提供しているDRAM市場の情報サービスは年間契約のメンバーシップサービスでDRAM関連市場の最新情報を提供しております。沖為工作室はトレンドフォース社とパートナー提携しております。サンプルや詳細説明のご依頼等、お気軽にお問合せ下さい。 関連URL☟ https://www.chong-wei.com/premium-research/2020132#/ References Samsung. (2020, June 1). Samsung Announces New NAND Flash Facility to Address Future Data Center and Mobile Demands. Retrieved June 04, 2020, from https://news.samsung.com/global/samsung-announces-new-nand-flash-facility-to-address-future-data-center-and-mobile-demands TrendForce. (2020). Retrieved from https://www.dramx.com/News/ コメントの受け付けは終了しました。
|
Author沖為工作室合同会社 Categories
すべて
Archives
7月 2024
|