新型コロナウイルスの影響により世界経済および消費にブレーキがかかり、スマートフォンなどの最終製品は直に影響を受けています。サプライチェーンの上流においても様々な形で影響が出ており、このような環境下で2020年の世界市場における産業の供給および需要はどのように変わっていくのでしょうか? 5月8日、トレンドフォース社はオンラインセミナーを開催し、当テーマについて発表し、メモリー市場の動向について発表しています。Research Vice Presidentである郭祚荣氏は新型コロナウイルスの影響で需要、供給ともに大きな変化が起きており、メモリー価格も同様に変動していくと述べています。 供給面では2020年のメモリー市場は前年比で13.2%の成長率を見込んでおり、以前と比較すると保守的な成長率となる見込みです。Samsung社、SK hynix社、Micron社の大手三社が資本の支出を制限してくことが予想され、昨年比で生産量が抑制され、開発や製造のスピードが下がることが見込まれます。 ![]() (Trendforce, 2020) トレンドフォース社はNAND市場についても先日、分析を展開しており、中国のNANDサプライヤーであるYMTC社(长江存储科技)を取り上げ、同社が推し進める128層の3D NANDが市場にもたらす影響についても分析を行っています。 弊社沖為工作室ではトレンドフォース社とパートナー提携しています。トレンドフォース社の提供しているDRAM市場の情報サービスは年間契約のメンバーシップサービスでDRAM関連市場の最新情報を提供しております。サンプルや詳細説明のご依頼等、お気軽にお問合せ下さい。 References TrendForce. (2020, May 11). 【存储器】2020年全球内存市场供需现状与发展趋势解读(附PPT). Retrieved May 12, 2020, from https://www.dramx.com/News/Memory/20200511-19530.html TrendForce. (2020, April 20).【市场观察】集邦咨询:长江存储如期发布128层产品,2021年NAND Flash市场竞争加剧. Retrieved May 12, 2020, from https://www.dramx.com/Market/20200420-19370.html コメントの受け付けは終了しました。
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