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世界的なEV市場の急速な立ち上がり、BESS (バッテリーエネルギー貯蔵) 市場を後押し。

4/18/2020

 
​米国ではカリフォルニア州を中心にLIBエネルギー貯蔵システムのプロジェクトが進められています。その内の一つのプロジェクトでテスラ社はPG&Eと提携して、カリフォルニア州モスランディングにエネルギー貯蔵施設を建設します。このプロジェクトではMegapackと呼ばれる同社の巨大バッテリーエネルギー貯蔵システムが採用されます。大きなコンテナサイズのMegapackを449台設置し、1.2GWのキャパを可能にすることを目指します。
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Source : Tesla
テスラ社は車載EV向けに中国・上海にギガファクトリー3を建設させ、「モデル3」を生産し、ゆくゆくは「モデルY」の生産も行なうことが予想されています。上海ギガファクトリーの着工開始は2019年1月で、極めて短期間で量産までこぎつけています。新型コロナウイルスで生産の遅れや雇用のレイオフがあり、消費の減少も想定されますが、人工呼吸器の製造にも乗り出し、こうした危機的な状況にある時にAgileにビジネスを展開できる同社の長期的な競争力は変わらないと考えられます。

EnergyTrend (トレンドフォース社のエネルギー調査部門)のシニアリサーチマネージャーのDuff Lu氏のプレゼンによると世界的なxEV市場の急速な立ち上がりによりLIB(リチウムイオン電池)自体の生産能力が増え、結果的にBESS市場の促進に繋がると指摘しています。カリフォルニア州では再生可能エネルギーに力を入れる一方、電力品質の低下が課題となっており、蓄電池による送電・配電の安定化と同時に適正な利益をプレイヤーが得られる制度設計が進められています。
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(Source: TrendForce)
BESS (バッテリーエネルギー貯蔵) 市場において、電力効率を上げるか、再生可能エネルギーの比率を上げるか等を語る上でシステムのスマート化が避けられません。TrendForce社のEnergyTrend研究部門によると、電力効率を高めるためには、需要に関わる供給側と需要側の情報の統合がキーとなり、再生可能エネルギーと組み合わせることで、エネルギー貯蔵システムの柔軟性がさらに高まります。こうした背景からBESS (バッテリーエネルギー貯蔵) は電力システムを大きく変革する可能性があると考えられています。

沖為工作室はTrendForce社とパートナーシップ提携をしています。同社サービスについてお問い合わせ等ございましたらお知らせ下さい。

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