市場調査分析レポート「マイクロバイオームマーケットトレンド-2023版」の販売を開始いたしましので、お知らせいたします。 マイクロバイオーム治療薬市場は現在、再発性クロストリジウム・ディフィシル感染症(Recurrent C. difficile)向けでSeres Therapeuticsの「SER-109」やRebiotixの「RBX-2660」が商業化に成功しています。一方、マイクロバイオーム治療薬は対象とする疾患によって、研究進捗に違いが生じており、また研究も特定菌株から複数菌株のコンソーシアムに移行しつつあります。
また統合オミクス解析ベースのプロジェクトが行われていますが、個人間の腸内細菌叢の違いが、疾患の発現に関連している可能性が認められる一方で、明確なバイオマーカーの同定にはいたっていないのが現状です。統合オミクス解析は相関係数やアルゴリズムにも依存しており、まだ十分なデータが蓄積されておらず、精度にも課題がありますが、マイクロバイオーム研究の主要なテーマであり、継続した技術進展が見込まれます。 さらにポストバイオティクスの概念の広がりとともに、製造過程で死んだプロバイオティクスの取り扱いが議論されています。不活性化した細菌も身体に影響を与える可能性があることが知られていますが、ポストバイオティクスとするには健康上の利益をもたらすことが示される必要があり、無生物になった微生物に対する、より定量的な評価方法の必要性も問われています。 マイクロバイオームは治療薬や食品の他、スキンケアや農畜水産業でも用いられています。さらにカーボンニュートラルがトレンドになる中で再生可能エネルギーとバクテリアを応用し、合成ガスを有用物質に変換するプロジェクトがグローバル規模で展開されています。微生物による発酵は食品業界などでも古くから用いられているアプローチであり、生産効率(アウトプット)に課題があるものの、近年の微生物学の進展により、微生物を工業用途で用いることが推進されています。 本レポートでは、マイクロバイオーム市場に関わる企業の取り組みを取り上げ、さらに市場規模から技術トレンド、シーケンシング、健康食品、農畜水産業、スキンケア、工業プロセス等への応用、規制、マーケティングについてまで、幅広く取り扱っています。マイクロバイオームの世界市場の動向も国別(一部エリア)としてまとめ、現在の市場規模や競争環境、課題について分析し、将来的な予測を行っています。 レポート詳細は☟ https://www.chong-wei.com/microbiome_market_trend.html 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、令和5年10月1日から消費税の適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入される予定です。この度、弊社の登録申請手続きを実施いたしましたので、適格請求書発行事業者登録番号をご案内申し上げます。 適格請求書発行事業者登録番号: T3021003009073 上記の登録番号は、国税庁ホームページの「適格請求書発行事業者公表サイト」にて、ご確認いただけます。 皆様のご期待に沿えるよう、これからも邁進してまいりますので、これからも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 株式会社イードが運営する日本最大級の自動車総合ニュースサイト「レスポンス(Response)」に弊社が執筆した記事が掲載されました。記事は米国EV市場動向を扱っています(有料記事となります)。 https://response.jp/article/2023/08/09/374161.html 今後、各国(もしくはエリア)のEV関連市場動向をこちらで執筆・発信していく予定です。引き続きよろしくお願いいたします。
2023年8月3日(木)、株式会社イード主催セミナー「燃料電池商用車・e-fuel市場と各社の動向~競争環境の現在地と将来予測~」で講演を行いました。 自動車産業は電動化(EV化)が進み始めているものの、現状のリチウムイオン電池のエネルギー密度では長距離の連続走行が難しいと考えられています。この点において、燃料電池はエネルギー密度がリチウムイオン電池と比較しても高く、十分な航続距離を確保できます。また水素自体の軽量性により、車両の積載重量面でもメリットがあり、特に商用燃料電池車向けでの拡大が期待されます。 また欧州委員会は内燃機関車の新車販売をe-fuel利用に限り継続する方針を出し、カーボンニュートラル燃料の新たなトレンドが生まれています。欧州の主なe-fuelは元々、ドイツ政府の国家水素戦略に沿って開発をしてきたPorscheやSiemens等のドイツ企業や彼らと提携してきたExxonMobil等の米国企業、さらにはe-fuel生産プロジェクトの受け入れを承認したチリ政府・産業界など、様々な利害関係者が存在し、自動車向けでは主に高級車や商用車の分野で新たな産業エコシステムを構築していくことが想定されます。 上記画像は弊社のインタビュー記事からの引用です。https://response.jp/article/2023/07/13/373180.html セミナーでは燃料電池商用車とそのインフラの動向やe-fuelの可能性について、EVとの相対的な視点も交え、競争環境の現在地と将来予測の分析についてお話をさせて頂きました。
本セミナーには多くの方にご聴講賜り、深く御礼申し上げます。また運営を担って頂いた関係者様に厚く御礼申し上げます。 2023年9月28日(木)に株式会社オプトロニクス社主催セミナー「車載用センサー最新グローバル市場トレンド&開発動向」で講演を行います(オンラインセミナー)。 車両の自動化とスマート化は,人間と車両の間の相互作用の在り方を大きく変えようとしています。先進運転支援システムや自動運転のためのエクステリアセンサーの実用化が進んでいる一方で、AI、ソフトウェア技術をベースにしたドライバー・モニタリング・システムや乗員監視システム、HVACシステム、HMIシステム等が車インテリア空間に導入されています。 車インテリア空間のスマート化により、エクステリアおよびインテリアセンサーは、よりインタラクティブな要素として組み込まれるようになり、センサーは採用される車載システムにおいて、他のセンサー群との「組み合わせ」の中で評価されるようになっていきます。 セミナーでは先進運転支援システムや自動運転におけるLiDAR、レーダー、カメラ、ミリ波等のエクステリアセンサーとAI、ソフトウェア技術でスマート化が加速するインテリアセンサーの現在地を読み解きます。ぜひこの機会にご参加下さい。 ※ 発表資料は随時、更新しています。過去に同テーマの沖為工作室講演セミナーにご参加頂いた方も是非お申込み下さい。 詳細は主催者殿サイトをご参照下さい。 www.opt-seminar.jp/seminar/vehicle-sensor 2023年7月20日、株式会社R&D支援センター主催セミナー「車載インテリアセンサーのグローバル市場動向とビジネスチャンス-台頭する統合型アプローチ【LIVE配信】」で講演を行いました。「車内の安全性」を高めるモニタリング技術が注目されるとともに「車の中で過ごす空間を最適化する」ため、AIやソフトウェア技術を駆使した車載インテリアのスマート化が加速しています。HMI(ヒューマンマシンインターフェース)としてのデジタルコックピットは、電動化やソフトウェア指向の流れの中で、最も変革が起きるドメインの一つとなると考えられています。さらに自動車の電動化が進むにつれ、電気自動車におけるエネルギーマネジメントの重要性も増しており、バッテリーのモニタリング技術の開発も加速しています。一方でセンサーを用いたインテリジェントソリューションはAI半導体チップ技術にも依存するようにもなっています。またデータドリブン型のインテリアセンサー技術が進められる中でプライバシーや、データセキュリティ、データ保護、AIの倫理的使用、透明性なども議論対象になり始めています。 セミナーでは車載インテリアセンサー市場を牽引するドライバー・モニタリング・システム、乗員監視システム、HMI、HVACおよび電動化でコア要素となるバッテリーのモニタリング技術について自動運転やAI、ソフトウェア技術との相関性についての議論も交え、様々な視点から解説を行いました。 本セミナーには多くの方にご聴講賜り、深く御礼申し上げます。また運営を担って頂いた関係者様に厚く御礼申し上げます。 2023年7月18日、株式会社JPI主催セミナー「人工光合成・CO2変換市場グローバルトレンド2023」で講演を行いました。20世紀の中東戦争に起因する石油価格の高騰後、石油化学産業への過度な依存から脱却を図るために日本国内においては、家電、自動車、半導体産業へのシフトが試みられました。一方、資源国による輸出削減や価格の引き上げが政治カードとして用いられるようになり、その影響は現在、グローバル経済において無視できない状況になり、従来の資源従属からの脱却のモチベーションが高まっています。人工光合成は太陽光、水、二酸化炭素を炭水化物(ブドウ糖やデンプン)と酸素に変換する、自然光合成を模倣した化学プロセスであり、脱炭素化技術としても近年、注目を集めています。 本セミナーでは電力セクターから産業、モビリティ、建築物、農業、林業に至るまで、循環型のサーキュラーエコノミーの構築と新たな産業創出がより推進されていく環境にある中で関心を集める人工光合成の最新グローバル市場動向を解説いたしました。本セミナーをご聴講頂きましたご参加者様に、深く御礼申し上げます。また運営を担って頂いた関係者様に厚く御礼申し上げます。
株式会社イード運営の自動車ニュースサイト「レスポンス」に弊社のインタビュー記事が掲載されました(有料の記事となります)。 ☟インタビュー記事リンク response.jp/article/2023/07/13/373180.html またインタビュー記事に関連し、8月3日にオンラインセミナー「燃料電池商用車・e-fuel市場と各社の動向~競争環境の現在地と将来予測~」が開催されます。 セミナーでは燃料電池商用車とそのインフラの動向やe-fuelの可能性について、EVとの相対的な視点も交え、競争環境の現在地と将来予測を分析します。 ☟主催者殿リンク https://response.jp/article/2023/06/19/372289.html 2023年9月8日(金)にSUMKEN台灣三建產業情報社主催セミナー「解讀Micro/Mini LED最新市場趨勢」で講演を行います(台北会場/オンサイト+オンラインセミナー)。 MicroLED市場正持續發展巨量轉移(Mass-transfer)、色轉換、檢測修復、封裝等技術性的推進,其中玻璃基板的Micro LED技術路線,是以高檔電視、車載顯示器等爲目標;矽基板的Micro LED技術路線則以AR顯示器等爲主要目標。2022年,Meta公司發表的VR設備「Meta Quest Pro」採用了Mini LED顯示器。除了Meta外,Varjo、Pimax等公司也相繼推出Mini LED VR, 亦即Mini LED 也被使用於元宇宙(metaverse)的市場了。而台灣Ennostar(富采集團) 等公司也爲了量產Micro LED,正進行大型設備的投資,預計2023年以後將有更多Micro LED的產品會投入市場。
本研討會將包含Micro LED和Mini LED市場的最新資訊,不僅涵蓋市場趨勢、也超越顯示器的領域,從更廣泛的角度解讀Micro LED、Mini LED市場進行。 請參閱下文(URL) http://sk.url.tw/asui/77 2023年7月 6日(木)、株式会社新社会システム総合研究所主催セミナー「最新EV市場動向とEV向け技術トレンド2023」で講演を行いました。 2022年のEV販売台数はBEVとPHEVを含めるとBYDがトップとなりました。そのBYDとTeslaはかつて犬猿の仲とも言われていましたが、Teslaはベルリン工場で生産されている車の一部にBYD製バッテリーを搭載させました。古参の自動車メーカーらがこぞって電動化戦略を加速させている中、EV時代の若き自動車メーカー同士(BYD、Tesla)の協力体制は、今後のEV市場が新旧勢力間で、熾烈になっていくことを予感させる事案となっています。 2023年の上海モーターショーではEVが注目を集める一方、古参の自動車メーカーからの発表内容や上海モーターショーの参加を見送った企業らの動きを読み解くことで、現在の競争環境が読み解けます。 本セミナーでは直近のEV市場動向(PHEVや燃料電池車、e-fuel等も含む)からバッテリー、デジタルコックピット、Software-Defined Vehicle、コミュニケーションライティング、ADAS/自動運転など、技術のるつぼと化しているEV市場の現在地を解説いたしました。 本セミナーには多くの方にご聴講賜り、深く御礼申し上げます。また運営を担って頂いた関係者様に厚く御礼申し上げます。
|
Author沖為工作室合同会社 Categories
All
Archives
November 2023
|